この記事でわかること
●プロンプトの書き方の基本
●無料で使える生成AIツール
●すぐに使えるプロンプトのサンプル
●プロンプトエンジニアリングとは
1. はじめに
こんにちは!ぼく、生成AIでうさぎの絵を描きたいんだけど…プロンプトって何!?
うん、生成AIのプロンプトって、どうやって使うのかなあ?
プログラミングや難しいことは苦手…と思っている人も多いんじゃないかな?
今回は、生成AIとプロンプトの書き方について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。この記事を読めば、あなたにもきっと、生成AIを簡単に活用してもらえるはず!
2. 生成AIとプロンプトって何?
生成AIは、文章や画像を作り出すことができる人工知能です。プロンプトは、その生成AIに対する指示や質問のことです。適切なプロンプトを書くことで、生成AIからより良い結果を得ることができるんです。
生成AIをうまく使っていくためには「プロンプト」を使いこなせるようになることがいちばんの近道!そして、不安な方にも朗報です。このプロンプトは日本語で書けるんですよ。だから、プログラミング知識がなくても大丈夫。ITスキルに自信がない方も、安心してチャレンジしてくださいね!
生成AIができることや、生成AIが文章や画像を創り出す仕組みについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にくださいね。
・生成AIの活用法はこちらをクリックすると記事にジャンプできます。
・生成AIの仕組みはこちらをクリックすると記事にジャンプできます。
3. プロンプトの書き方:基本のキ
プロンプトを効果的に書くためには、いくつかのコツがあります。ここでは、誰でも簡単に実践できる基本的なテクニックをご紹介します。
プロンプトを書く時は、以下の4つのポイントを押さえましょう。
・はっきりと具体的な頼み方をする
・文の流れや必要な背景を知らせる
・どんな形で答えてほしいかを伝える
・よくない頼み方を知っておく(倫理観、著作権侵害、個人情報など)
例えば、「ブログ記事を書いて」と生成AIに指示をするよりも「健康的な食生活についての500字のブログ記事を、箇条書きを含めて書いてください」と指示した方が具体的ですよね。このように具体的に指示をしてあげることで、希望に合った生成結果を得やすくなります。
プロンプトは全て日本語でOKなので、難しい英語やプログラミング言語を使う必要はありません。家族や友人に何かをお願いするときのように、日本語でしてほしいことを依頼すればOKです。ポイントは「わかりやすい言葉で具体的に書く」こと。今まで期待通りの文章や画像が生成できなくて難しいと思っていた方は、ぜひ試してみてくださいね!
プロンプトは日本語で大丈夫なんだね!ぼく、ホッとしたよ!
4. 無料で使える代表的な生成AIツール
生成AIツールにはいろんな種類があり、それぞれ特徴や得意なことが異なります。ここでは、無料で使える代表的な生成AIツールについて紹介します。
ChatGPT:
OpenAIが開発したAIで人間のように自然な会話が可能。質問応答、文章作成の他、画像生成もできます。スマホからも利用可能。(ネットで「ChatGPT」と検索してみてね)
Gemini:
Google が開発したAIでChatGPTと同じようなことができます。YouTubeやGmailなどGoogleサービス連携がメリット。スマホからも利用可能。(ネットで「Gemini」と検索してみてね)
Perplexity:
同社名が開発したAIで対話で検索が可能。最新情報にも対応していて、質問応答、情報検索の他、概要をまとめたりできます。スマホからも利用可能。(ネットで「Perplexity」と検索してみてね)
この他にもたくさんのツールがあります。生成AIツールの特徴によって、使い分けをしていくことが、生成AIツール選択のポイントです。
無料で使えるツールがたくさんあるんだね!試してみたいな!
5. すぐに使えるプロンプトのサンプル
ここでは、特に日常で活用頻度が高いと思われる「文章生成プロンプト」と「画像生成プロンプト」について、すぐに使える書き方のサンプルをご紹介します。
5.1 文章生成プロンプトのサンプル
「観葉植物の育て方×初心者」をテーマにブログ記事を作成してもらう例として、作成したプロンプトです。
観葉植物の育て方について、初心者向けの簡潔なブログ記事を300-400字で作成してください。以下の要素を含めてください。
- 注目を引くタイトル
- 内容
初心者におすすめの観葉植物を1つ紹介してください。
その植物の基本的な育て方のポイントを3つ説明してください。水やり、日光、土について触れてください。
1つのよくある失敗とその対処法を紹介してください。 - まとめ
簡単な励ましの言葉を入れてください。 - 注意点
専門用語を避け、分かりやすい言葉で説明してください。
具体的で実践的なアドバイスを心がけてください。
明るく前向きなトーンを維持してください。
※前で紹介した生成AIツールの入力欄に、そのままコピー&貼りつけして試してみてくださいね。
5.2 画像生成プロンプトのサンプル
京都の名所の画像生成を例として、作成したプロンプトです。
- 「京都の清水寺、紅葉を見下ろす木製の舞台、伝統的な建築、静かな雰囲気」
- 「金箔で覆われた京都の金閣寺が、緑豊かな庭園に囲まれた静かな池に映っています。」
- 「京都の伏見稲荷大社、山に続く何千もの赤い鳥居、鮮やかな緑の森の背景」
- 「京都の嵐山竹林。背の高い竹が風にそよぐ。木々の間から差し込む柔らかな日差し。」
※前で紹介した生成AIツールの入力欄に、そのままコピー&貼りつけして試してみてくださいね。
上記のように、文章生成でも画像生成でもプロンプトはすべて日本語でOKです。プロンプトを書く際に、生成AIが指示を理解しやすくするために使う記号もありますが、記号は無くても大丈夫。まずは、生成AIにやってもらいたいことを「手順良くまとめてわかりやすく書いてあげること」から始めてみましょう。
コピー&貼りつけで、ぼくにもできたよ!わーい!
こんな風に、わかりやすく書けばいいんだね!
6. プロンプトエンジニアリングとは?
「プロンプトエンジニアリング」という言葉を聞いたことがありますか?難しそうに聞こえますが、実はAIと上手に対話するためのテクニックのことです。簡単に言えば、「AIに上手に指示を出す方法」のことですね。この方法には、3つの大切なポイントがあります。
・明確に伝える:難しい言葉を使わず、分かりやすい言葉で具体的に指示する
・順序よく指示する:「まず〇〇、次に△△、最後に□□」と、順序を明確に指示する
・結果を見て改善する:回答を確認しながら、より良い結果が出るよう指示を調整する
プロンプトエンジニアリングは、実践を重ねるほど上達します。最初は戸惑うかもしれませんが、難しく考えずに、AIとの会話を楽しみながら試してみてくださいね。
正解を出すための連想ゲームみたいで、面白いね!
7. 生成AIとプロンプト使用時の注意点
生成AIは便利なツールですが、使用する際には注意が必要です。安全に活用するために、以下の点を常に意識しましょう。
・著作権と倫理的配慮を忘れずに。
・生成された情報は必ず確認する。(古い情報、誤った情報の可能性)
・個人情報を入力しない。(情報を学習してしまう可能性)
特に、生成された情報の確認は重要です。上記の点に注意して、必ず人間の目でチェックしてくださいね。
むやみに個人情報を入力するのは危険なんだね。気をつけなくちゃ!
8. まとめ
いかがでしたか?
生成AIのプロンプトの書き方の基本について簡単に解説しましたが、少し身近に感じてもらえたでしょうか。
生成AIの活用は、私たちの生活や仕事を大きく変える可能性があります。プロンプトの書き方の基本や注意点を理解し、実践を重ねることで、どんどん上手に使えるようになりますよ。
そして、人間の創造性や判断力と組み合わせることで、より大きな価値を生み出せると思うんです。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください!
ITスキルや英語力に自信がなくても、生成AIツールとプロンプトなら大丈夫。どんどん試してみてくださいね。楽しみながら学んでいきましょう!
無料で使えるツールを活用して、うまくプロンプトが書けるように実践を重ねよう!